ストレス 実験室

ストレス 実験室

交流分析を活用する

2011.10.17 更新

1 交流分析とは
1 3つの私と自我状態
以下、交流分析の本に掲載していることを引用させていただきまとめてみました。勉強される方は、市販されている交流分析の本をお読みください。

交流分析は人間関係の心理学ともいわれております。もともとフロイトの精神分析的理論に発して、エリック・バーン博士が、わかりやすく誰でも使用可能なものにしたのが交流分析なのです。

 

交流分析ではその自我機能から私たちの心の中には「3人の私」がいると考えてます。

現代社会で発生する以下のような「メンタルヘルスの問題」があります。

 

登校拒否

心身症

うつ状態

無気力

休日神経症

退却神経症

燃え尽き症候群

拒食症

等々は、この3人の私がうまく働いていない状況と考えます。

 

 

3人の私を知る方法が構造分析です。

・交流分析―――エゴグラム
バーン(Berne,E.)は1950年代に交流分析という人々の間で起こっている交流パターンを分析する理論を提唱した。自我の状態を3つに分けている。エゴグラムは多くのサイトで簡単に見られますのでやってみましょう。次の5つの自我のうち、どの得点が高かったかをみることによって、自分のパーソナリティを知ることができるのです。
(1)CP:批判的な親(Critical Parent)
自分の考えや価値観を正しいものとして主張する部分である。この部分が強すぎると支配的、命令的な態度がでてくる。
(2)NP:養育的な親(Nurturing Parent)
思いやり、寛容、親切な態度を表す部分である。子どもの面倒をみたり、仲間に親切にしたりするのはこの働きである。この部分が強すぎると干渉しすぎたり、おせっかいをやくことになる。
(3)A:大人(Adult)
現実に則して、物事を判断している部分である。感情に支配されず、合理的に判断する働きをしている。この部分が強すぎると、打算的、頭でっかち、冷たいという印象を与える。
(4)FC:自由な子ども(Free Child)
親のしつけを受けていない自然な状態の部分で、快感を追求する働きをしている。そして本能的、自己中心的な部分とともに、好奇心や創造性に満ちあふれている。この部分が強すぎるとわるふざけになったり、自己中心的だったりする。
(5)AC:順応した子ども(Adapted Child)
本来の自分を抑えて親や周囲の期待に応えていこうとする「いい子」の部分である。これが強すぎるとイヤなことをイヤと言えなかったり、簡単に妥協してしまったりとかなりストレスがたまりやすい状態になる。

[解説]それではwebで簡単にエゴグラムは探すことができます。やってみてください。
①エゴグラムを作成し、どの自我が高かったかを見てみましょう。とえばNPがもっとも高い人は、「世話やきタイプ」で面倒見がよく、思いやりがあり、自他肯定タイプである。日本人にはこのタイプが多い。またFCが最も高い人は「自由奔放タイプ」で明るく自由を求める傾向が強いが、度が過ぎると自己中心的タイプといえる。ACが最も高い人は「依存者タイプ」で、周囲の人からの指示で行動し自分で判断して行動するのが苦手なタイプであるといえましょう。
②各自我とも10点が平均的であり、それと自分の結果を比較し、どの自我が高く、また低かったのかを見てみよう。
③要はこのP、A、Cを場面に応じて自由に使い分けできる人間が健康な人間ということです。

2 交流分析の目的は以下の3つです。
1)自分にきづくこと
2)本当の自分を生きること
3)親密なふれあい

3 気づき

4 気づきのレベル
1)心の中のいろいろな力に気づく
2)対人パターンに気づく
3)人生のあり方に気づく

・構造分析
ここでは私たちの人格の構造をP、A、Cを用いて自己分析していきます。

1.Pの声、Aの声、Cの声
2.エゴグラム

エゴグラムは心のエネルギーの量を目に見える形にあらわしたものです。

3.心の中の葛藤
4.自我の境界
5.アイデンティティの確立

第2 心のやりとり――― 交流パターン分析―――
1 交流パターン分析
1 交流パターンとは
2 目で見る人間関係
1)相補交流―――スムースなやりとり
2)交叉交流―――ズレのあるやりとり(脱線的交流)
3)裏面交流―――裏のあるやりとり

3 心の防衛
1)心の防衛と裏面交流
2)心の防衛についてのまとめ
①防衛とは
②防衛のいろいろ
a 抑圧
b 反動形成
c 合理化
d 知性化
e 投影
f 同一化

4 交流パターン分析の応用~登校拒否の問題を例に~

5 対人パターンのルール
1)CPはACを刺激する
2)NPはFCを刺激する
3)FCはFCを刺激する
4)対人関係におけるAの役割

6 交流パターンと面接の技法
1)明確化・・・問題点を調べる(情報収集)
2)直面化・・・矛盾に気づかせそれを受けとめさせる
3)解釈の使い分け

・ 交流の動機
1 3つの交流の動機
1)ストロークの欲求
2)構造化の欲求
3)自己価値の欲求
4)動機のまとめ
①大事な人間として認められたい―――ストロークを求める欲求
②相手と一緒に時間を過ごしたい―――構造化への欲求
③自己の価値を確かめたい―――基本的構えを確認したい欲求

2 ストローク
1)ストロークにはプラスとマイナスのストロークがある
2)ストロークの法則
人は、プラスのストロークが足りないと、マイナスのストロークを求めるものである。

3 時間の構造化

1)アクティビティセラピストの存在
2)時間の構造化のいろいろ
 閉鎖―儀式―活動―雑談―ゲーム―親密

4 基本的な構え―――4つの対自・対人態度
1)私はOKである。他人はOKでない。-自己肯定・他者否定
2)私はOKでない。他人はOKである。-自己否定・他者肯定
3)私はOKでない。他人もOKでない。-自他否定
4)私はOKである。他人もOKである。-自他肯定

第3 こじれた人間関係―――ゲーム分析―――
1 ゲーム分析
1 ゲームとは
2 心理ゲームのいろいろ
1)アルコール依存―これが最後
2)キック・ミー―拒絶を誘う
3)あなたのためにこうなった―他罰のゲーム
4)あらさがし―つるしあげ
5)あなたがそんな風でなかったら
6)はい、でも―水掛け論
7)ラボ―異性間のトラブル
8)つかまるための非行
9)丸がかえの共倒れ―あなたのために

3 ゲームと不快感情

4 ゲームの特色
1)裏面交流が続く
2)役割の交替
3)不快感情(ラケット)
4)結末
5)Aが気づいていない
6)非生産的時間の構造化
7)マイナスのストロークのやりとり

5 ゲームのプロセス
1)流れの公式(時間)
2)心の中のゲームの公式

6 ゲームを演じる理由
1)ストロークを得るため
2)ストロークを少し強引に得るため
3)基本的構えを確認するため

7 ゲームのやめかた
1)ゲームにのらない
2)コミュニケーションのあり方を身に付ける

8 ゲームを演じないためには
1)交叉交流を用いる
2)否定的ストロークに強く反応しない
3)ラケットをストロークしない
4)長々と非生産的な時間を費やさない
5)体をコントロールする
6)結末をよく考える
7)プラスのストロークを与える

・ラケット
1 ラケットとは
2 ラケットの性質
1)反復
2)にせの感情
3)他者変容
4)過去の反復
5)親密さをはばむ
6)積み立て預金的

3 ディスカウント
4 ラケットのコントロール
5 ラケットからの解放

第4 人生のプログラム―――脚本分析―――
・脚本分析
1 脚本とは
2 禁止令とは
3 禁止令のいろいろ
1)存在するな
2)男(女)であるな
3)子供であるな
4)成長するな
5)成功するな
6)実行するな
7)重要な人間であるな
8)所属するな
9)親しくするな
10)健康であるな
11)考えてはいけない
12)感じてはいけない

4 脚本からの脱出
1)自分の脚本に気づく
2)対症療法―――ミニ脚本
3)原因療法―――最決断療法

5 脚本のタイプ
1)平凡なタイプ
2)敗者のタイプ
3)勝者のタイプ

おわりに

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