企業次世代若手リーダーへのメンタルヘルス研修|ニュース&トピックス|総合心理教育研究所 東京セリエセンター:メンタルヘルス対策・ストレスマネジメント

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企業次世代若手リーダーへのメンタルヘルス研修

 

やる気のない若手に対するメンタルヘルス研修

 

精密IT企業から課長職前の次世代リーダーの「メンタルヘルスマネジメント」を依頼された。

現在は「メンタルヘルス問題」がトップに責任が問われる時代である。なるべく早く

メンタルヘルスマネジメントを身につけてほしいのが、依頼主の希望である。

研修をしたが若手参加者は「眠る、雑談する。スマホする」のオンパレード。普段、同世代のグロービス生の真摯で真剣なまなざしの授業をしている小職は、あまりにもひどいので、お断りをしようと決意した。

 

聴く気のない人に如何に聞かせるかがプロの腕

 

それを察した若手研修担当者が、すかさず言った。ご迷惑をかけているのは申し訳ないが「そういう、集団だから、メンタルヘルスを日本で始めた佐藤先生にお願いしているんですよ。難しいからお願いしてるんです。簡単な案件はだったらお願いしてません」と言われた。何を考えていたんだ。「はっと、我にかえった。そうだ、自分は自分のわがままだけ考えていて、メンタルヘルスを啓蒙する大義を忘れていた。このような受け入れられない研修こそ、意をつくさなければならないんだ」と思い知らされた。

若手担当者の箴言に敬意評して、辞めずに研修を続けることにした。

 

研修の基本は熱意である。

 

聴衆を引き付けるには、技巧よりも熱意であると思っている。成功体験だけしているとこれを忘れる。素朴な熱意がうせて、技巧に走る。これではいかんと思い。精神誠意、研修をした。ひどい態度の若手受講生も、次第に耳を傾けてくれるようになった。研修終了時には

二度にわたる拍手をいただいた。研修アンケートには、「良い研修を受けた」「昇進するまえに教えていただいてありがとう」という多くの感謝の言葉が書かれていた。

帰りの新幹線では走馬灯のようにながれる東海道の夜景の灯に目を移しながら、いつもまにか「傲慢な研修講師」になっていた自分に顔が赤くなった。そんな私をたしなめてくれた若手研修担当者に感謝の手を合わせた。

聴かない研修の参加者に問題はなく、傲慢な研修講師になっていたわたくしに問題があったのだ。

 

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